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占いとコーチング

  • 執筆者の写真: Yasuko
    Yasuko
  • 2019年6月10日
  • 読了時間: 2分

気学鑑定しの母と宗教家の祖父の影響で、小学生にして色々な占いに夢中になり、中学生の頃には家相や姓名判断を人様にしてあげるほどになっていました。大学時代には、超常現象研究同好会に所属し、今でいうスピリチュアルなこと全般とタロットカード、占星術にハマり、学祭で1日に30人近く鑑定。でも、将来占い師になるという選択肢はありませんでした。

なぜなら、占い師という職業が今ほどポピュラーではなく、水商売的な印象があったこと。脅して思考停止させ依存させるスタイルの占い師の存在も嫌いでした。

もう一つは、「社会経験なくして人様の人生を語ろうとするのは机上の空論。価値観の多様性を知るべき」とある方に言われたからです。


それから30年以上経ち、それなりに波乱万丈な社会経験も重ねてから出合ったのがコーチングです。

とはいえ、最初のコーチングの印象は、西洋からやってきた成功のためのメソッドのひとつ。「金持ち」「出世」が目標の合理的な思考&活動のノウハウで、「根拠のない自信を持つことが大事」と言われて拒否反応が起きました。

でも、5年ほど前に知り合ったコーチはそうではありませんでした。

人それぞれの幸せの形、価値観、ワクワクポイントをしっかり捉え、かつ人との関わり合いの中で起きる葛藤やトラブルも丁寧に紐解いていくメンタルサポートは、「傾聴」を仕事にしていた私にとってとても腑に落ちるものでした。


そして自分の好きな占いも、「依存させない」「自分で納得する未来を作る」という点で共通する上位概念だと思えるようになったのです。


そして、現在のようなクライアント様の状態に応じて占いとコーチングを組み合わせるセッションを行なうようになりました。

占いだけ、コーチングだけというクライアント様もいますが、ご自身のことを深く掘り下げることに慣れていない方には、占いという方法で視座を転換したり、俯瞰して物事を見ることがとても有効です。


ちなみに、コーチングやカウンセラーの方の中には「占いで人生を決めるなんて」と言われる方もいますが、それは占いの本質をご存じないか誤解しているから。

占いは、人生を決めつけるものでも、その人の未来に責任を取れるものでもありません。

これにつきましては、また改めて。






 
 
 

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